照明をななめ前と上に設置して照らす方法。
ボトルに光のラインが1本でます。
上から照らすので、背景紙が明るくなり、自然な立体感のある写真になります。
シングルライン セッティングの図
正面
●上の照明の設置穴はビンの高さにより変えてください。
横
●上の照明のカバーの角度を変え、ビンに写りこまないように、
背景紙の光が均一になるよう気をつけてください。
真上
●ラベル等が暗い時はレフ板をご使用ください。
撮影順序
1.撮影前の準備
カメラのストロボ(フラッシュ)発光を禁止にします。
室内の明かりを全て消し、ボトラの照明だけで撮影します。
2.三脚にカメラをセットする
三脚にカメラを縦方向にセットします。
カメラの水平に気をつけましょう。
3.位置
上にセットした照明のカバーの角度を調整して下さい。
ラベルが暗い時はレフ板を使用します。
4.撮影
カメラの明るさを調整する機能(手動露出補正)を使って撮影します。
露出補正を+方向に変えて3枚くらい撮ると最適な写真ができあがります。
※露出補正機能の使い方はコチラ
照明カバーについて
シングルライン撮影時には、上の照明カバーの角度に気をつけてください。
上の照明カバーを開きすぎた場合
ボトル上部にカバーが写り込んでしまいます。
背景紙に光を当てるようにカバーを調整します。
ビンの上部に写りこまずキレイに撮影できます。
カバーの角度を変えても写りこんでしまう時は
ビンの位置を前にずらしてください。(背景紙スタンドから離す)
※上の照明の取付穴はボトルの高さに合わせてご使用ください。
例:一升瓶の撮影時は一番上の取付穴を使用します
レフ板
レフ板を使って、ラベルを明るくキレイに撮影しましょう。
ラベル等が暗く写ってしまう時は付属のレフ板を使いましょう。
(※シングルライン・透過光は暗くなりやすい)
箔のついた文字が見えにくい時にも使えます。
シングルライン・透過光の時は前からの照明がひとつになるので
反対側がどうしても暗くなります。
右側(照明がない方)が暗くなっています。
レフ板を使います。
ビンに写りこまない位置を確認しながら撮影します。
レフ板のサイズ(大・中・小)はラベルの長さによって使い分けてください。
箔で書かれた文字が見えにくい場合は、カメラの三脚の位置や
角度をずらし調整してください。
右側(照明がない方、レフ板を置いた方)が明るくなりました。
●ワンポイントアドバイス●
付属のレフ板のサイズが合わない時は、市販のスチレンボードを
好みの大きさにカットしてください。
付属のホルダーは5mm幅に対応しています。
遮光パネル
ボトラに付属している遮光パネルを使えば光のラインを調整できます。
光のラインが角ばって気になる時は
遮光パネルを使って丸みのあるラインを作れます。
遮光パネル未使用(シングルライン撮影)
ビンの形によっては光のラインが気になります。
遮光パネル使用時。(遮光パネル大使用)
自然な丸みのある光のラインになりました。
ダブルライン・透過光の場合も、サイドに置いた照明に同様に使えます。
●ワンポイントアドバイス●
遮光パネル(大)と(小)を使い分けると、丸みのある光の位置が上下します。
ビンの形状やラベルの位置に合わせて使いましょう。
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